今日というか昨日の朝は霧がすごかったです
また骸やクロームやマーモンが幻術使ってるんだな~とかのんきに考えていたら電車が大幅に遅れていて、いつもよりかなり早く家を出たにもかかわらず授業に遅刻しました。霧の威力はすさまじいんですね
以下はアニメ・リボーン標的63「凍りつく炎」の感想です
先週の土曜の標的64「怒りの真相」はまだ観てないのでここからどうなるのかドキドキです
標的63 凍りつく炎
体育館のカメラが破壊されてモニタが真っ白
「無事でなによりだ!」と了平。確かによくよく考えたらあの逆転の一撃で獄寺達まで吹き飛んでしまうということも無きにしも非ずだ。まぁ助かったんだからいいじゃないかと山本。それもそうだ
クロームもだんだん回復してきたみたいだ……これで雲雀・獄寺・山本・了平・ランボ・クロームと守護者は全員復活!まさにリボーンですね!
「ちくしょー! どっからどこまでが幻覚だったか、分かりゃあしねえなぁ! あの幻術使いめ!」
獄寺がぼやき、山本がおかしそうに笑う。戦いの合間のすこしの穏やかな雰囲気。しかしそこへ冷たい声が響きわたってくる
『まったく……なんて乱暴な連中だ』
瓦礫から飛び出してきたのはマーモンとベルフェゴール。ぐにゃぐにゃになった手すりに着地して獄寺達を見下ろす。クロームも取り戻したし、今度はお互い手加減なしの本気のバトルか?
もはや鉄筋だけですね体育館……了平の一撃すごいな
『でも大丈夫なわけ? マトモに戦えるやつロクにいないじゃん』ベルフェゴールのあざ笑うような声色。山本の怪我にクロームの毒の後遺症。降りてこいという了平の声もベルフェゴール達にはどうでもいいようだ
『相手にするわけないじゃん』
『もういただくべきものは手に入れたからね』
いつのまに!マーモン恐るべし!マーモンのぷくぷくの小さな手のひらにボンゴレリングがいっぱいのっけてあると思うと可愛らしいのですが、この赤ん坊悪の道を貫く非道だから怖いのだ
「くそっ……! 取り戻す!」
獄寺、責任を感じたのか? ダイナマイトをはなつ
しかしベルフェゴール達をすり抜けて後方で炎の花が開いただけだった。「幻覚……」クロームのつぶやきに山本もはっとする。「卑怯だぞ!」極限の了平からすれば幻術は確かに卑怯だ。駆け出す了平に続いて獄寺も「逃がすか!」と走り出す
『生憎だけど』
『バイビ~』
二人の姿は跡形もなく消えた
「……すまねぇ、オレのせいで」とても悔しそうな獄寺
「仕方ないって! 気にすんな! とにかく、この子は助けられたんだし」明るい声の山本
「手当てもしてやらんとな!」笑んでいる了平
気づいたように獄寺はみんなを見渡す。まだ完全に回復しきっていないクローム。左腹の傷を押さえている山本。逆境から仲間を救うためとはいえ、戦いの傷の癒えていないままの拳でマキシマムキャノンをはなった了平の顔にも脂汗がうかんでいる。思いつめたように目を伏せる獄寺……「そうだな」
グラウンドのほうを見やるが、白い煙がもうもうと広がっていてなにも見えない。十代目はいったいどうなったのだろう?
向かい合うツナとザンザス
ツナの両手に橙の炎が灯っているのに対し、ザンザスの手は完全に凍りついている。忌々しそうに両手を見下ろすザンザス「貴様――!」 ツナの額にこうこうと燃え盛る炎。ザンザスが好きな私としてはやるせない気持ちになる炎と氷の対比です……
炎をも凍らせる技、初代ボンゴレが生み出した零地点突破。ザンザスがどんなに強い炎を出しても封じ込めることができる!
しかし死ぬ気の炎はボンゴレにとっての象徴のようなもの。しかし初代が編み出したというこの技はそれの対極に位置するもの。初代がその対極の技を生み出したということは――とコロネロ。
それに対するリボーンの答えは「分かってたのかもしれねーな。いかにかたい絆で結ばれていても、オレ達はマフィアだ。力を求める血を抑えることはできない」
「なら初代ボンゴレは、身内同士での戦いをさしてこの技を編み出したってことか?」
「ああ。いずれこんな日が来るってことをな」
力って便利だけど問題もたくさんあるんだなぁ。でも力を求める血を抑えて無用な戦いを避けることだっていつかはきっとできるはず。ツナはいつかそんなことをやってくれそうな気がする。そもそも血とはなんなのだ。生まれつきマフィアなんているのだろうか
「なぜだ……ありえん! おまえみたいなカスに、ボンゴレの奥義など!」
口を閉ざし、ザンザスをまっすぐに見つめたままのツナ。このときのツナの胸の奥に秘められているもの、それもある種、心を研ぎ澄まさせるような冷たい怒りなのかもしれない
「こんなのは零地点突破でもなんでもねぇ!」
このザンザスの声が悲痛すぎて泣けてくる
「おまえは知っているはずだ。零地点突破がどういうものかを」
ツナの声にザンザスが目を見開く
「その傷――」
「ぐっ!」ザンザスの顔が険しくなった
「おまえが前にも、全身に零地点突破をうけた証拠」
ザンザスの横顔に広がる無数の傷跡――観覧席にいるみんなもツナの言葉に驚いている。スクアーロただひとりが眉を寄せた。
「もう、おまえの拳に炎が灯されることはない。おまえの負けだ、ザンザス」
ザンザスは歯を食いしばっていたが、その顔にふいに笑みがうかぶ。
「――なにを言い出すかと思えば……」
そうしてザンザスは高々と笑い声をあげはじめた、かと思えばすぐに憎悪に顔を歪め、
「ふざけやがって!」
かかげた両拳をおもいきり振り下ろし、膝で砕こうとする。何度も何度も。「これごときでぇ!」氷の破片がぱらぱらと落ちて……やがて氷をぬりつぶすように隙間から炎がゆらめく
「どうだ、カスが」
おまえの技なんぞオレには通用せん! だがザンザス、とても痛そうで、見ているこちらがなんだか悲しくなってきた
「無駄だ、ザンザス。これ以上やるなら、九代目につけられたその傷では済まないぞ」
「!」
ザンザスは九代目の零地点突破で――
「黙れ! 黙れぇっ! 十代目にふさわしいのはオレだ! エックスは十を表す! オレはザンザス! 生まれながらにボンゴレ十代目になる定め! その名の中に十の称号をふたつ持つ男! ザンザス!」
震える凍てついたこぶしから、次々に炎がゆらめきたつ
ザンザスという名が与えられたのは一般的に考えて赤子のときであるから、赤子の時点で既にザンザスは炎を持っていて、そこからザンザスという名を与えられたんですよね……結果が分かっているだけに切ない叫びだ
「てめぇごときに屈すると思うか! 勝つのはオレだ!」
凍ったままの両手に炎を灯してザンザスが走り出す
「ボンゴレ十代目は、このオレだ――!」
ツナの額で炎がはじけ、また生まれ……ツナもまた走り出す。炎の灯った右拳をザンザスの腹に叩きこむ。ザンザスはふらついて後退し、腹を押さえてうめきながら膝をついた。その前に立つツナ、
「貴様――っ!?」
顔をあげたザンザスは、ツナの額に炎もなにもなく、手や彼の表情が普段のものに戻っていることに気がついた。だけどそれは日常を流されるままに過ごしていたあのダメツナの表情ではなく、特訓と戦いの最中に着実に成長してきたツナの、済んだ怒りと大きな決意を秘めた表情でした。
「行くぞ」
伸ばした手はふたたびあのイクスグローブへ……
「零地点突破・初代エディション」
イクスグローブにつかまれた右腕と左腕から、ザンザスの身体が凍りついていく
「やめろぉ――!」
友が凍りつき、永遠の時間の中に閉ざされていく瞬間を二度も目前にすることになってしまったスクアーロ……しかも二度とも手の届かないまま、なす術もないままに!
「なぜだ……なんでおまえは」
複雑な表情のツナ
「うるせぇ! 老いぼれと同じことをほざくな!」
吐き捨てるようにザンザスは言った
「九代目と――」
思い起こされるのは、あのとき、九代目がひとゆびの炎をツナの額にそっとあてたときのこと。ツナがはっとなった瞬間、氷の音がその思考に分け入る。
まだ誰もが驚愕を隠せないままでいる。大空のリングは凍りつくことを嫌うように鎖からはじけとんでツナの手のひらに落ちてきた。それをしっかりと握って手の内におさめるツナ
なにかを叫ぶように口を開き、なにかを見るように目を見開いたまま、ザンザスは凍りついている。ツナが主人公なんだけど、私はザンザス好きなので、すこし悲しい気持ちになりました
ツナは自分の鎖をとり、
「もう、これが解けることはない」
「!」スクアーロが顔をあげる
あの氷は負の超圧縮エネルギーらしい。光も熱も、あらゆるエネルギーがマイナスに転じてしまうため、なにをもってしてもあの氷は解けないのだとリボーンは言う。
つまりこの勝負、ツナの勝ち!
うつむきかけているスクアーロ、しかし食いしばった歯をむき出しにして何かをじっと見ている
「ザンザスは冷凍仮死状態か?」とコロネロ。「ああ、おそらく揺りかごの後、八年間眠っていたのと同じようにな」リボーンの言葉にみんなが驚く。ディーノは「さあ、話してもらうぞスクアーロ。八年前の揺りかごのことを。なにがあった」
スクアーロは低い声で「……おまえらの想像どおりだ。やつは九代目に凍らされた」そして「それだけだ」と目を閉じた
八年前……
緑の山地に建つ屋敷、ボンゴレ本部で次々に爆発が起き、警報が鳴り響いた。スーツ姿の人間が銃を手に何人も走っていく。廊下を駆け抜ける彼らの前に現れたのは……ルッスーリア。でも姿は現代となんにも変わってないようだ
「なんだ、おまえ!」
「確か、ヴァリアーのヤツだよなぁ」
なんだかボンゴレ本部とヴァリアーの溝って大きそうだなぁと感じさせる言葉ですね
「味方か、脅かすなよ」
銃の構えをとく本部の人間達
「ちょうどよかった。おい、襲ってきた奴らを見なかったか!」
「見たわよぉ」
「なに!? どこにいるっ!?」
「貴方達のま・え」
ルッスーリアはその場にいる全員をあっというまにやっつけてしまった。しかも余裕の投げキッス
噴水の前に集まった本部の人間達
「クーデターだ! 敵はヴァリアーの奴らだ!」
「味方に牙をむきやがった!」
そこへ爆発音が響き……
「敵がいるぞ! あそこだ!」
レヴィ――――! 姿が変わってないのはわざとなのか資料がなかったのかなんなのだろう。でもとにかくヴァリアーのみんなが出てきたので嬉しい限り。自分の夢にももっといろんな話をつめこめそうです
「ひとりだ! 蜂の巣にしてやれぇ!」
6対1はひどいよー 姿はそのまんまだけどこのレヴィ、単純計算で15歳なんだぞ!
「馬鹿め! レヴィ・ボルタの餌食だ!」
渋い15歳だ
銃弾をかるがると避け、背中の傘を一瞬で広げる。男達の「逃げろぉ!」の声もむなしく彼らの姿は雷の衝撃の中に消えていってしまった……塵?
廊下で応戦中の本部組
「○○○(←?)を閉鎖してくれ! 誰も近付けるな!」
外に面する窓に鋼鉄のシャッターが下りる。廊下の各箇所にも。しかしその鋼鉄すらも切り刻む銀の切っ先。数十本はあろうナイフを操る金髪の暗殺者、ベルフェゴールだった。8歳には見えないのでやはり資料がなかったのかな。
「ばっかじゃないの? こんなんでオレ達を止められると思ったわけ?」
「撃て! 撃て撃て!」
既に混乱しているような様子の男の銃、それに続く別の男達の銃も、一瞬にして切り落とされる。と同時に男達も倒れる……ということは映像でははっきり出ないけど男達の身体も一緒に切り刻まれちゃったんですよね……?
第2ブロック沈黙、第8ブロックも突破され、中庭のチームからの連絡も途絶えた
「裏庭にヘリを回せ! 九代目をただちに脱出させるんだ!」
「分かりました」
「九代目だけは、なんとしてでも守れ!」
かっこいいおじさん……目元が優しそうだし、いい感じにおひげが生えてるし、九代目のこと慕っていそう。子煩悩そう。ちっちゃな息子や娘が「パパ~」と駆け寄ってきたら、にっこり笑ってしゃがみこんでくれそう
しかし、モニタに亀裂が!
画面は砂嵐状態になり、亀裂から大量の水が流れ込んできた。かっこいいおじさんもオペレーターのお姉さんも他の人も水流に流され呑み込まれ……床にぐったりと横たわっている
「あっけないね」
そこにいたのはマーモンだった。幻術によってみなさん死んでしまわれたのでしょうか……?
「これが鉄壁とも呼ばれたボンゴレの総本部とは。あとはボスとスクアーロが九代目を潰せばチェックメイトか」
また別の場所
青絨毯の上でフロアランプや花瓶がこけている。壁から落ちたらしい額縁はガラスの欠片を撒き散らしている。開いた扉から走りこんできて銃を構える黒服の男がふたり
「九代目!」
あちこちに視線をめぐらせるが……立派なふうの椅子には誰も座っていない
「九代目! 九代目はどこだっ!」
薄暗い場所
でこぼこになった柱が何本も見える。天井もはっきり見えているが、なんというふうの天井だったか、知識も語彙力もなくて説明できないのが悲しい
柱からいきなり火が噴き出した!?
といっても別に火薬とかが仕込まれていたのではなく、ザンザスが光球の炎をうちはなっていたのだった。ザンザスは目を見開き、歯を食いしばり、叫び声をあげながら次々に炎を打ち出している。その顔には赤い傷が……。炎はああいうふうに投げつけることもできるんですね。ひとつ勉強になりました
ところでこのシーンのザンザスの、首筋にいっぱい垂れ下がっている飾りの中でもとりわけ目立つ縞模様の尻尾みたいなの、やけに長いですね。ポケモンのオオタチがしがみついてるみたいだ
素晴らしい速度で突っ切る炎
対峙する九代目はそれを杖ではじいていく。うちあげられた炎は柱に叩きつけられて橙の花を開く。熱で溶けたのか、はたまた憤怒のエネルギーに粉砕されたのか風化したのか、柱には大きな穴が開いてしまった。すさまじい威力だ
柱のかげで力なく座りこんでいるのはスクアーロ
右胸というか右腹というか、呻きながらそのへんをおさえていますね。戦いの中で怪我をしてしまったのだろうか。ジャケットもいつのまにか脱いでしまっているし。彼の座りこんでいる柱のむこうに九代目とザンザスの姿が見える……
「まさか、おまえがここまで出来るとは思わなかったぞ!」
ザンザスはちょっと笑っている。しかし大きく目を開いて
「老いぼれが!」
九代目はそっと目を伏せ、
「……家光はおまえを殺すなと言ってくれた」
落ちついた声でそう言ってから、はっきりと目を開き、ザンザスを見つめた。
「だが、これだけの犠牲を出したからには、ボスとしておまえを生かしておくわけにはいかん」
左手を持ちあげる。しっかりと握られた杖の先端には炎が灯っている
憂いのある瞳が細められ、
「……せめて、わしの手で」
「やっと本性を出しやがったな、ジジイ」
ザンザスの眉はいつものごとく寄せられているのですが、このときのザンザスはえらく苦しそうに悲しそうに眉を寄せているような気がする。私の気のせいかもしれない
「ふん! さぞかしオレが目障りだったんだろうな」
スクアーロは目を閉じつつもずっと彼らの言葉を聴いているようだ
「これでおまえの、念願が叶うわけだ!」
ザンザスの吐き捨てるような言葉に、スクアーロはなにかを感じとったのか目を開いた
「オレをやれるか? やれるもんならやってみろ!」
ザンザスの右手の手のひらに炎が灯った。このときのザンザスの視線はしっかりと炎にそそがれているように思う。
「○○○○のは、てめぇだ!」
なんと言っているのか聞き取れずじまいだった……「かっ消されるのは」?
「なぜだ……なぜ、おまえは」
九代目は本当に困惑しているようだ
「うるせぇ!」
ザンザス、16歳とは思えない怒りの気迫。でもやっぱりちょっと悲しそうな顔に見えるんだよなー
「それはおまえが一番よく知ってるはずだ!」
そのとき、九代目の瞳が困惑とは別の感情をちらりと覗かせた。スクアーロも耳をすませるように黙ったまま顔をあげる
「どうせオレは……オレは、おまえの、おまえのっ!」
ザンザスはいっそう目を見開き、すさまじい形相でなにかを叫ぶ。その声は我々には聞こえない。しかしスクアーロは確かにそれを聞いていた。食いしばった歯からもれるザンザスの声は、いったいなにを告げたのだろう? 音声がないのでよくは分からないのですが、炎の灯っていない左手にぎゅっと力をこめて、炎のともった手を突き出し、なにか訴えるように叫んでいるように見えます。ここで彼がなにを叫んでいたかは漫画では明かされずじまいだったので、アニメではもしや台詞が聞けるのか……!? とテンションがあがってまいりました
「分かったか……! オレは知っているんだ!」
ザンザスは駆け出した。手のひらで炎が黄金の放射線をはなつ。
「分かったらかっ消えろ!」
九代目は杖を構えなおし、
「みんな……すまん」
杖の先端で炎が不規則にはじけ出す
ザンザスの言葉を聴いて九代目がなにか思い直したのはあきらかですが、ではザンザスはなにを言ったのか。「オレはおまえの本当の息子じゃねえ」だけではないような気もするし、個人的にはお母さんのことにも言及するかなと思ったのだがどうだろう。さすがに違うかな。引き取った理由もこんな場面では問い詰めないかな
九代目、息子ともっと真正面から向き合って、ふたりきりで話す時間とかなかったのかな。ザンザスのクーデターもそれほど綿密な計画がたてられているようには思えないし、周囲に実力者が多くいるから成り立っているだけの力押しのものであるような……衝動任せの捨てばちな怒りというか。このときのザンザスはまだ16歳の、子どもと大人のはざまくらいの微妙な時期ですもんね。凍りついていた時間を抜きにすると今も16歳なのかな
「話し合えば分かる」なんてただの幻想なのかもしれませんが、話し合いはたぶん大切なはず……10年後の九代目とザンザスの関係がますます気になってきた
九代目がザンザスに対して「ザンザス」「我が息子」と呼びかけたり、ザンザスが九代目に対して「父さん」「親父」と呼びかけたりするシーンが漫画・アニメともに描かれていないのは意図的なものなのかもしれませんが、実のところはどうだったんでしょう?
標的58の『ああ、いいものだな、家族というのは。私にも息子ができてそれがよく分かるんだ』という九代目の台詞から考えると、九代目はザンザスに親として接しようとしていたようですが、『あの子は私に笑顔を見せてはくれん』ということは、関係はあんまりうまくいってなかったのかな?
あの小さな少年ザンザスもつんとした表情をしているというか、ほとんど無表情だったし、もしかすると笑ったことなんてほとんどなかったのかもしれない。お母さんについてアニメはなにか語ってくれるのかな。期待してみます
「くたばれ、ジジイ!」
このザンザスの苦しげな表情! 吐き出すような声! リボーンがアニメになってくれて本当によかったとあらためて思いました。漫画は漫画ですごくいいのだけど、アニメはアニメなりの表現方法があるぶん漫画とは違ったふうに楽しむことができるのですごく嬉しいです。アニメをつくってくれてる人達の思いの端を随所でうかがえるような気もしますし
「やはり、ワシには」
九代目はそうつぶやいてそっと目を閉じ、また目を開ける――このときの表情がなんかもうなんともいえないくらい切ない感じです
九代目の杖の炎が、迫り来るザンザスの顔にかかる。炎は彼の眼前でいったんはじけ、その次の瞬間にとてつもない光をはなった。悲鳴に似たザンザスの声。視界が白く染まる。柱のかげにいるスクアーロのほうにも白い光がさしてくる
「なんだ、この技はっ!?」
ザンザスの声を聞いているスクアーロ。このあとザンザスがどうなったのか、彼はやはり目の当たりにしたのでしょうか? よろよろ立ち上がって見にいったりしたのかな?
そのままゆっくりと暗転して、現代へ戻る
(あの秘密は誰にも……くそっ)
「オレはまたしてもヤツを救えなかった……! だが」
車椅子から(たぶん)身を乗り出して、
「う゛お゛ぉい! オレをここから出せぇ!」
そう叫ぶスクアーロにチェルベッロは無機質な声で答える。
「それはなりません。規定の勝敗条件」
「全てのボンゴレリングを手に入れるという条件を、満たしていませんので」
「うるせぇ! 出せぇえ!」
「やめろスクアーロ!」
じたばた暴れだすスクアーロ。ディーノは彼を止めようとする
「邪魔すんなぁ! オレをここから出せぇ!」
「やめるんだ!」
「くそぉおお゛!」
氷の像の前で息をつくツナ
「――ザンザス」
かなりの力を消耗したのか、よろめいて片膝をつく。リボーンが言うには『気力の限界』らしい……そこへいきなり聞き覚えのある高笑いが!?
『今の貴様を倒すなど造作もない』
『チャンスね』
煙の向こうからルッスーリアとレヴィがやってきたー! ツナのピンチにシャマルは「勝敗はついた」として観覧席から出れるようにチェルベッロに求めるが、戦いはまだ続いているのだ
『レヴィ・ボルタ!』
なにやら華麗な動作で傘を宙にはなつレヴィさん(23)
『黒焦げにしてやる!』
開いた傘が、膝をついたままのツナを無慈悲に取り囲み、順々に雷を帯びていく。ルッスーリアも走り出して『まどろっこしいわね』メタル・ニーをツナに向けた『死になさーい!』
八本の雷撃にルッスーリアのメタル・ニー……力を使い果たし動けないツナ! どうするどうなる!というところでED!
可愛らしい声がきこえてきたかと思えば京子ちゃんとハルではないか
声優さんってすごいんだな~すごく二人っぽい歌い方というか、彼女達が歌うならきっとこんな感じだろうというのをそのまま表しているというか……自分で書いててよく分からないですけど。ほんまにすごい。とてもいい感じ。コロネロがさりげなく『コラ!』と言っているのが面白かったです。と~くべ~つだ~から~ぐぴゃ!
雷撃と鋼鉄の膝がツナに迫る
ツナは目を閉じ、
「……幻覚」
ルッスーリアの姿はすっと消えていった
宙にある傘も消え、飛び込んでいったら受けとめて抱きしめてくれそうなポーズのレヴィも静かに消えてしまった。両手を広げているレヴィさんの腕に、飛びこんでいいなら今すぐ飛びこみたい
きしむような動きで目を開けたツナ
「――よく見破ったな」
マーモンが降りてきた
「でも、もう這う力すらも残ってないようだね」
観覧席にいる人々にもふたたび緊張の時がおとずれる
「再逆転だね」
「無駄だ……ザンザスは、眠りについた。やつが目覚めることは、ない……もう戦いは、終わった」
「それはどうかな」
マーモンの言葉にツナも困惑しているよう
「これで終わり――冗談じゃない」
マーモンはザンザスの真上あたりに移動してしゃべり続ける
「むしろこれで、ボスがボンゴレの後継者となるための儀式の準備がととのったのさ」
ザンザス、なんて恐ろしい表情のまま凍りついてしまったんだ。ちょっと怖いけどなんだか悲しい
「ボスはふたたび復活する」
マーモンの小さな手が光り輝く。内側から光をはなっているようだ。ツナもなにかに気づいたように目を見張る
「このボンゴレリングでね!」
マーモンの両の手のひらにはボンゴレリングが!
三位 牡牛座
『ケーキ作りがラッキーよ!』という書き方がまず面白い。雲雀がケーキづくりとかどうやっても想像できません。彼なら草壁さんとかそのあたりの人に買いに行かせるか、家に使いがいるならその人に買いにいかせたり作らせたりするだろう。今キャラブック見たんですが、雲雀ってハンバーグ好きなんですね。ハンバーグ食べてる雲雀も想像しにくいな~……デミグラスソース派? ケチャップ派? ハーブソルト派? おろしポン酢派? とろけるチーズ派?
二位 乙女座
年賀状は一工夫して吉。最初のきょとんとしている獄寺が中学生らしくていいですね。獄寺は年賀状とか書くのかな。ツナ宛ての年賀状には気合入れてそうだけどその他の人々には出さないか、もしくはかなりおおざっぱに書きそう。こたつでぬくぬくしながらちょっと面倒くさそうに年賀状を書いてる彼を想像するとなんだかほほえましい気持ちになります
一位 山羊座
欲しかった物がもらえそう。フゥ太は最近いい感じの運勢ですね! きっとママンあたりがなにか買ってきてくれる。「いつもお手伝いをしてくれるフゥ太くんのために。ありがとう」みたいな理由で。沢田家は楽しそうでいいなあ。ちょっとうるさい時もあるけれどにぎやかで楽しい大家族。憧れる
そして彼もハンバーグ(とカレー)が好きなんですね! でも嫌いな食べ物がピーマンと玉ねぎだということは、玉ねぎのはいってないハンバーグ……ピーマンの肉詰めも無理……玉ねぎもピーマンもないカレーですね。ママンあたりが特製ハンバーグつくってくれそう。雲雀とはハンバーグ仲間になれるんじゃないでしょうか
「次回、怒りの真相」
これはスクアーロの声かな?