以下は標的47「最強無敵の流派」の過去スクアーロ登場シーンの凝視結果です
昔の回想(イメージ映像?)ということで、全体的に青みがかかっています
左手に剣を握って立つスクアーロ
上下ともに黒い服で、鞘は腰にある
彼を取り囲むように中世西洋風の鎧人形が配置されている
スクアーロが剣をふるう……一刀両断!鎧人形は腰からまっぷたつ。実戦でこれをやると相手のお腹の部分が切れちゃいますね……痛そうだ
更に剣をふるうスクアーロ、かと思いきやうまい具合に場面が変わり、面をした人間が相手をしていた。相手は面で顔が分からない。全身を覆う防具。フェンシングの選手の格好によく似ている……
これが西洋東洋問わずに片っ端から剣術家を襲うという、スクアーロの型破りの「剣技の磨き方」のよう。だけど「襲う」というよりは正々堂々「挑んでいる」ように見える。剣士としての誇りにこだわりを持つスクアーロなら、たぶん奇襲や襲撃はしないかな?
場所は花畑のようなところ
背景には自然の形からかなり遠ざかっている樹木類がある。庭師によって整えられているようなやつです。知識がないので、こういうはさみでちょきちょきされた木をなんと呼ぶのか分かりません……
とにかく、そういう木があるということは、ここは庭園?
この面の男の庭園なのか、どこかの公園なのか、誰かの所有する庭園を決闘の場として借りてるのか……はたまたスクアーロの持ち物なのか?実はお金持ち?
フェンシングにはフルーレ、エペ、サーブルという3種の武器があるみたいですが、この面の人がどれを用いているのか私にはさっぱりです。サーブルはwikipedia曰く「北部イタリアの決闘用サーベルに由来するもの」らしいので、この人が持っているのもサーブルということにしておきます
フェンシングの主要な攻撃はたぶん「突き」だと思うのですが、wikipediaによるとサーブルは他の武器(フルーレ、エペ)と異なり「切りも有効である」そうです。この有効というのが、試合において点数になるよという点での「有効」なのか、相手を刺すこともできるよという「有効」なのか、やっぱり分からないので、無視してビデオを再生します
で、薙ぎ払うのが主要攻撃手段の剣で、スクアーロはこの面の男とどう戦うのか?
サーブルの突き攻撃を避け、腰を低くし、敵とは反対側のほうで大きく広げた左腕を勢いをつけて敵にふりかざす。敵はサーブルでそれを受けとめ、ぶつかった反動で二人とも腕がそるが、スクアーロはそのまま剣をふりおろす。面の男、それをもう一度受けとめる。
この時の面の男のサーブルの先は上を向いていて、胴の部分はたぶんがらあき……スクアーロはふたたび勢いつけて剣をふりかざそうと、左腕の位置を一瞬で元に戻す。その瞬間、面の男がすばやくサーブルの高さを落としてそのまま突撃!
スクアーロは横にそれて避け、まず一撃目でサーブルを払い、そのまま二撃目で男の腹あたりを薙ぎ払う。ほとんど同じ軌道を行って帰ってきて……みたいな感じです。語彙力が足りなくてうまく説明できません
男は身体をくの字に曲げ、映像にはないけどたぶん倒れた
スクアーロは口をひんまげて笑い、その視界をきらきらと輝く花びらがかすめる……これはたぶん飛び散った血液を意味しているのかな。だから花畑だったと。この花びらの表現かなり好きです。血よりもこちらの方がより残酷さを表せているような気がします
場面が変わり、石の橋上
街から離れているのか、橋の向こうに人の気配はなく、深い山が見える
下はとても浅い川のように見えましたが、一瞬すぎてよく分からない
手すりもなにもない、なんて危険な場所なんだ!落ちたら死んでしまう!こんなところで戦うとは……そのドキドキ感がたまらないのでしょうか。まさに命がけですね。こうやって戦うことで剣技や信念が次の若い世代に受け継がれていくのかぁ
スクアーロ、左手をかざして突撃
しかし相手の禿頭の男は冷静にそれを受けとめる……相手が持っているのは最初は曲刀のように見えたけど、以降は直剣に見えるのでやっぱり直剣かも。でもこの場面には曲刀のほうがぴったりの気がするので、頭の中では曲刀にしておく
さっきのが西洋の剣士ならこっちは東洋の剣士なのかな。服は先程の剣士と比べるとかなり薄着で、長丈の前あわせの衣を腰帯で固定しているようです。日本では死に装束にあたる左前なので、場所は日本じゃなさそう
男、飛んで一歩後ろに下がり、剣をスクアーロの眼前に突き立てる……が!
左腕で自分の身体を守るようにしながらスクアーロが走りこみ、男が防御するよりも早く、男の右腹あたりを素早く薙ぎ払う。今度は男の衣が裂けて飛び散る血液のようになっている
男ははずみで転落し、橋の下へ……男の手から離れた剣も、主を追いかけるように落ちていった
そしてまた場面が変わる
今度はまるで古代の広場のような、闘技場のようなところで、中心はぽっかりと楕円形に大きく開いており、周囲を石の建物が取り囲んでいます。コロッセウムみたいなものかな
今度の敵はやけに大勢。数えてみたら55人ぐらいいました。間違えてるかも
中学生ぐらいの子どもの剣士ひとりに55人で襲いかかるなんて、相手がもはや剣士としての誇りを所有していないことは明らかですね!どう考えても相手は卑怯だ!スクアーロもよくこれだけの人間に立ち向かう気になれるものだ
相手は上半身裸だったり、この前の回想時レヴィのように上半身半裸だったり、もじゃもじゃした髪にバンダナ巻いていたり、やけに可愛い形の帽子をかぶっていたりと、本当にさまざまな種類の人間が集っています。武器も直刀、曲刀、双剣、もうなんでもござれ。
右らへんにいる可愛い形の帽子をかぶる男なんてまるで鞭を持っているように見えるんですが……こいつ、もはや剣士じゃない!(目の錯覚だったらすみません)
どうやら相手は単にスクアーロをつぶしたいだけの集団みたいです
約八年後にはスクアーロもツナ達の敵になるといえど、誰もが間違いなくスクアーロを応援したくなる場面!
スクアーロはたったひとりの相棒を左手に、果敢に走り出す
敵に喰らいつくように大きく開いた口 そこに鮫の顔が重なる……
暴れん坊鮫って感じですね
スクアーロの噂を聞きつけたヴァリアーが、スクアーロをスカウトした
スクアーロは入隊の条件として、当時のヴァリアーのボスで剣の帝王とうたわれたテュールとの勝負を求めた
……らしいですが、ここにザンザスの思惑がたっぷりと詰まっているような気がする
霧に閉ざされた森の中
すこし霧が晴れ、スクアーロの立ち姿と、地面に伏せているテュールの姿が映る。
テュールやっと見えた! 倒れてる……死んでるのかな
どうやらスクアーロに足を向けるようにして倒れているみたいです
私は一応テュール死亡派の人間なのですが、テュールが死んだということを見せつけられているようでなぜだか悲しくなってきました。生きている姿も見たかったな。原作の今後の展開に期待です。キャラクターブックにテュールの項がありますように!
スクアーロの足元には剣……これはテュールの? スクアーロの?
状況的にテュールのものだとして、左手を持たないテュールがどうやって西洋剣を握っていたのだ。これも手の甲に固定するタイプなのかな。それとも利き手は右手なんですというオチ……「テュールの利き手である左手は義手」と思っていたので、これはまさかまさかの展開だ!
スクアーロ、右手を伸ばして剣をひろいあげる
青みがかかっているのでよく分からないのですが、剣の柄は黒か茶色ぽい。柄の先には金色の石というか丸いのがついてて、柄は金の縁取りがしてあるようだ。あとなんというのか、鞘に入れるとちょうどひっかかる部分、十字でいうと横の線のところ、日本語がまったく出てこないけど、そこはたぶん鈍い感じの金色。模様が彫られているけどよく見えない。
顔をあげる、ぎろりとした瞳のスクアーロ
身体はあちこち傷だらけのよう
右手に握った剣の刃は下に向けられている
目線はたぶんじっとテュールを見ている。なんだか意味深な表情です。単に疲れているだけなのか、死者に対する弔いの意思を示している表情なのか……かと思ったら口を閉じたままにこりと笑った。にやついたというべきか。目はそのままだ。
右手をふりあげる。口を大きく開き、歯をむいて笑うスクアーロ
視点が遠ざかり、立って右手をあげているスクアーロと倒れているテュールの姿がはっきりと映る
テュールの剣はないかとちらちら見回してみたけど、たぶんなかった。でもスクアーロの剣もなかった。いったいどちらの剣なんだ。やはりテュールは義手で、甲の部分に固定するタイプの剣なんだと勝手に信じておきます。たぶんこっちからはちょうど見えない左手に剣がついているんだと信じる
スクアーロ、テュールの足元に剣を突き立て、一歩離れたところからテュールを見る
これは弔いを意味するのか、テュール・今までの自分・相棒である剣との決別を意味するのか、それとも?
また霧が濃くなってきたわー……ディーノによる回想(イメージ映像)はここで終了
最後のシーンでは、スクアーロの左手は一度も映らなかったですね
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アニメでますます謎が深まってしまいました……でもスクアーロやテュール、ザンザス達の話をもっとふくらませることができそうです!
●スクアーロの左手はいつなくなったか
(原作)テュール戦終了時、スクアーロの左手はある
(アニメ)テュール戦終了の時点でスクアーロは左手を失っている
両方ともディーノの回想もしくはイメージ映像なので、どちらを信じるかというと、どちらも信じられないのですが……漫画ではさすがにあからさまに左手を出さないのは無理だろうし、やはりテュール戦終了時にはもう左手はなかったのだろう。だけど利き手がない状態でどうやって剣をふるってテュールを倒したのか
●スクアーロは剣帝に勝利したと同時に「今の剣術を完成させた」
鮫特攻がスクアーロの剣術の最終進化系(ポケモンみたいですね)ということでいいんでしょうか。たぶんテュールの剣術もいくらか継承してるんですよね。テュールとの戦いの中で鮫特攻を編み出したのかなと勝手に予想
「テュールに勝利した」=「テュールの技を見切って理解した」ということなのだろうか?
リボーンによると「スクアーロの技の見切りは反射レベルよりもワンランク早い」らしいけど、それなら別に左手を落とすまでしなくても……と思ったら、見切りと理解は別物かもしれないですよね、そういえば。
見切ったことが勝利につながるのなら、左手を失ったのはテュールとの戦いの最中か、それよりも前ということになる。見切ることと理解することが別物なら、戦いの後に左手を失ったようにも捉えられる
後のザンザスの回想シーンで、スクアーロは「オレは左手を持たない剣帝の技を理解するためにこの手を落としたんだ」と話している
戦いの最中に剣帝の技を理解する(見切る)ために自分で落とした?テュールにわざと落とさせた?それともテュール戦後、テュールの技を理解するために自分で切り落とした?テュールの技を理解する必要性のある状況になり、自分で切り落とした、もしくは他人に切り落とさせた?
晴の戦いのとき、スクアーロはザンザスについて「あの男が他人の戦いに興味あるわきゃねえ」と話しているので、ザンザスはスクアーロとテュールの戦いにほとんど興味なんてなかったのかな
だから「剣帝に使い物にならなくされたその手で」という発言があり、スクアーロが「勘違いするなよ、オレは左手を持たない剣帝の技を理解するためにこの手を落としたんだ」と言った……のか?
でもスクアーロが自分で左手を落としたのなら、その情報は確実にザンザスの耳に入るような気もする。テュールがスクアーロの左腕を痛めつけた後に落としてやったのなら、本当にただのザンザスの勘違い
「これが オレがお前(ザンザス)とやっていくための覚悟だ」
「これ」=「左手を落としたこと」「テュールと戦ったこと」?
左手を落としたのがテュール戦の最中だとすると、左手を落とした時点でスクアーロはザンザスのことを知っていなければならないから、スクアーロはヴァリアー入隊前にザンザスと知り合ったということになり、テュール戦にはどう考えてもザンザスの思惑がまじりこんでいるということだから……
頭こんがらがりました また落ちついたら考えよう
キャラクターブック発売が待ち遠しいなー(●´ω`●)